先天性心疾患

先天性心疾患に対する外科治療を担当しています。

取り扱う主な疾患

心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、動脈管開存症、部分肺静脈還流異常症、房室中隔欠損症、ファロー四徴症、肺動脈閉鎖、弁膜症、大動脈縮窄、大動脈弓離断、両大血管右室起始症、大血管転位症、修正大血管転位症、左心低形成症候群、単心房単心室、血管輪、先天性冠動脈疾患、等

新生児から成人期までのあらゆる先天性心疾患に対応すべく体制を整備しています。
診療に当たっては小児科循環器グループ、ICU、麻酔科、循環器内科の各診療科、看護師、臨床工学技士等の多職種が連携し一つのチームとなって術前検査から入院治療、そして退院後の外来治療を担当します。

小児期心疾患には先天性心疾患を始め多種多様な疾患が含まれますが、疾患や患者さんの状態によりあらゆるステージで治療が必要になる可能性があります。
私どもはチームで診療にあたることにより、新生児期から成人期まで、適切なタイミングで適切な治療を提供します。

特徴的な治療

右腋窩縦切開による心臓手術

整容面の観点から、一部の疾患に対しては胸骨正中切開ではなく右腋窩縦切開による心臓手術を選択することができます。
手を下した状態ですと、腕に傷痕が隠れる位置になり目立ちづらいのが特徴です。

  • 6歳 心房中隔欠損症術後

下記のような適応疾患に対し、解剖、体格等を鑑み、治療の安全性・確実性を担保したうえで整容面にも優れた治療を提供しています。

対象疾患 ※解剖学的な条件により適応にならない症例もあります

心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、部分肺静脈還流異常症、房室中隔欠損症

成人先天性心疾患

近年、先天性心疾患に対する術後遠隔期に起こる様々な問題や、遺残病変や未治療病変に対する治療を必要とする成人患者さんが増えており、成人先天性心疾患として注目されています。

当科では1970年代より先天性心疾患に対する外科治療を行ってまいりました。多くの患者さんが成人となり、中には再手術が必要となった方もいらっしゃいます。
当科では過去の手術実施施設が当院であるかどうかを問わず、成人先天性心疾患に対する治療を担当いたします。

また低侵襲治療を得意とした心臓血管外科成人チームと連携することで、リスクの高い再手術をより低侵襲なロボット手術で行うことも可能です。

現在病院でフォローアップされていない方も対応いたしますので、まずはお気軽にご連絡ください。