人工弁周囲逆流に対する低侵襲治療のご紹介
2024.10.23
人工弁置換後の人工弁周囲逆流は大動脈弁位で2~10%、僧帽弁位で7~17%に生じるといわれており、大半は無症状ですが、そのうち1~5%の患者が重篤な溶血や心不全を呈します。
これまで人工弁周囲逆流に対する標準治療は外科手術(再弁置換、パッチ閉鎖術)でしたが、再手術に伴う合併症リスクも高いものでした。このため、海外では再手術のリスクが高い患者様に対し代替治療として経カテーテル的閉鎖術顔行われており、良好な成績が報告されております。
本邦においても、2024年9月より人工弁周囲逆流に対するカテーテル治療が可能となりました。
当院は認定施設として心臓血管外科と循環器科を中心としたハートチームによりこの治療に取り組んでいます。お困りの症例がございましたらいつでもご相談ください。
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